食育シンポジウムレポート
第1回 食育シンポジウムレポート
食育コンテスト 表彰式
会場には、授賞園の方々や審査員の先生、来賓の方々をはじめ、幼児教育に携わる方や食育に興味のある方など、大勢の方々にご来場いただきました。 表彰式では、授賞園への賞状などの授与と審査員の先生からの講評などをいただきました。また、それぞれの園の活動紹介なども行い、会場の皆さんも熱心にその活動について話を聞いておられました。
最優秀賞を授賞した、社会福祉法人神苑福祉会 みいづ保育園
まだ、食育という言葉さえ知られていなかった20年ほど前から、食に関する活動を取り入れていました。「授賞のお知らせをいただいたときは、とても驚きました。でも、先輩から引き継がれてきた長年の経験が基盤となっているこの活動を評価していただけて、本当にうれしいです。」と、授賞を喜ばれていました。
奨励賞を授賞した、今治市立 常盤保育所
野菜づくりを通じた体験を絵本にして、活動を展開していたことが特徴的でした。その絵本は、「がんばれ！ときわばたけのとまとちゃん」。写真の檜垣先生が制作されました。また、この活動の中で、地域の方々との交流が深まったことも、大きな収穫だったとのことでした。
記念講演
「こんな活動も食育？～食農環境マップ～」
広島大学大学院助教授 谷田 創 先生
食育というと野菜やお米などが中心に語られますが、そこに動物介在教育という視点も入れた、食農教育について、途中クイズなども交えながら、お話いただきました。
食育は園と家庭･地域との連携が成功の鍵
日本大学短期大学部教授 吉田 隆子 先生
食育とは何か？というお話から、園で実践する食育プログラムの成功の鍵について、長い食育活動のご経験からお話をいただきました。
※『第1回食育コンテスト活動事例集』には、これらの事例発表園を含む入賞園の応募レポートがそのままの形で掲載されています。