読み聞かせ

キッズエクスプレス21が考える「読み聞かせ」とは?

「読み聞かせ」活動提唱ジム・トレリースさんとの出会い

「読み聞かせ」こそ“子育ての万能薬”を説くジム・トレリースさん
1983年アメリカ、「危機に立つ国歌─教育改革への至上命令」が政府報告書としては異例の大反響を呼んでいました。
1980年代のアメリカは“学校の荒廃”、“学力の低下”、“TV漬けの子ども”、“親子の絆が危ない”など難問が多く、 このような報告書が多くの共感を呼び大反響になったようです。そんな状況の中で、ジャーナリストのジム・トレリースさんは 「読み聞かせ」の講演や新聞のコラムで、その大切さを説き、自費わずか650ドルで「読み聞かせ」の自費出版をします。
それが、アメリカの有名な「ペンギンブックス」の出版社の目に留まり、1985年第1版が発行されると、 4ヶ月間にわたって「ニューヨーク・タイムス」紙のベストセラー・リストにのり、最初の年に25万部のベストセラーになって、 今や、世界30ヶ国以上(日本でも)で読まれています。
このジム・トレリースさんの活躍が、このアメリカの教育の危機を救った一人として讃辞を多くの識者より贈られていたのです。
実は1990年代の終わりの日本も、このアメリカの1980年代そっくりの状況だったのです。“いじめや登校拒否”、“子どもの犯罪”、 “テレビやTVゲームの悪影響”、“小学生から大学生までの学力低下”、“読書離れ”が毎日TVや新聞をにぎわせていました。
その当時、「子育て支援」の情報サービスをスタートした私たちキッズエクスプレス21は、効果的なキャンペーンを探していました。
私たちがトレリースさんの著作と活躍を知ったとき、これ程私たちの活動のテーマに相応しい“テーマと人”はいないと思い、 ご協力と寄稿のお願いの手紙をトレリースさんに送りました。そして快く協力のご返事を頂き、 1998年キッズエクスプレス21の「絵本・児童図書の『読み聞かせ』キャンペーン」がスタートしたのです。
「読み聞かせ・この素晴らしき世界」
著作 ジム・トレリース (高文研 刊  1,365円税込)
新聞記者だった著者が、読み聞かせの素晴らしさについて書いたこの本は、教育の危機が危惧されていた全米でたちまちベストセラーに。 その後30ヶ国以上の国で訳され読まれている。トレリースは現在、講演のため全米各地を回り、小学校の児童のための教室を定期的に持ち活躍している。 マサチューセッツ州、スプリングフィールドに妻と2人の子どもとともに住む。